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2008年 10月 30日
My Birthday. Part3
 
彼が祝ってくれた誕生日は本当に幸せだった

たまには少し優雅な夕食に行きたいという気持ちもあったが
そういう場所に慣れておらず興味のない彼にそれを期待するのも酷だと思った

それならば私はケーキの美味しいお気に入りのカフェのソファで
ゆるりとした音楽を聴きながらまったりと話をするほうを選んだ


プレゼントをもらって買い物をして
映画を見てご飯を食べて

そして初めて一緒に夜を過ごした



心から思う

好きな人とするセックスは
なんでこんなに気持ちがいいのだろう



正直に言うと
もしかしたら自分はオカピのことが好きなのかもしれないと思ったことがある

でもそれは一時の気の迷いにすぎなかったんだ

だってオカピとしていてこんな気持ちに
そしてこんなふうに感じたことは一度もなかった


彼の指が唇が
私のどの部分に触れても思わず声が漏れる


  「逃げないで。」

  「・・・っ。だって。。」

  「ほら。暴れないの。俺にしがみついてればいいでしょ・・・。」


私の頭や首や腰を支えている彼の手がなければ
とてもここに留まっていられる気がしない

私よりいくつも年下だなんて思えない
5年以上もエッチしてなくて経験があまりないなんて信じられない

1度自転車に乗れた人は
10年乗ってなくても乗れるようなものなのか


いや
なんかもう

そんなことはもうどうでもいいや


一緒にいて楽しくて彼をもっと笑顔にしたくて
笑ったり食べたり話したり普通のことを普通にして

そうやって二人で時間を過ごしていくのは素敵だなぁ



精進します
大切にします

だから
これからも

どうぞよろしくお願いします。
 
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by nobiko9 | 2008-10-30 10:09 | 恋愛スル
2008年 10月 29日
My Birthday. Part2
 
しばらく考えていた

アクセサリーというのはどこに買いに行けばいいのだろう


男性がそうであるように

洋服も化粧品もアクセサリーにも興味が薄い女にとってみれば
それらを買うためにどこに行けばいいのか分からない


オカピの場合「ティファニー」というのは決まっていたので
デザインやお店をネットなどで調べることができた

だいたいああいうブランドイメージを持っている指輪を
オカピのような人からもらうことそれ自体が面白いのであって

もらう指輪は絶対にティファニーがいいと思っているわけじゃない
もちろん欲しい指輪がそこにあればそれはそれでいいのだけど


女友達からのアドバイスを聞いて
百貨店や丸井という便利な場所を思い出して

気に入ったのがあれば買ってもらおうと思っていた


約束当日

私は一人で渋谷にいた


珍しくネイルをやってもらい

そうやって手入れした指に
彼からのプレゼントが光れば綺麗だと思った


早めに終わったので一人でブラブラと売り場を回る

こんな小さなものなのに
よくもまぁこれだけデザインを考え付くものだと感心するほどだ


キラキラと光り輝く指輪は趣味じゃない
いつもしていられるシンプルなデザインがいい
細い指輪は指の太さが強調されて可愛くない
石がたくさん入っている指輪は可愛い過ぎる

そして自分の中で決めた金額の上限を
1円でも上回ればいくら気に入っても却下


そうやってしばらく見ていると彼から到着の連絡がはいった


  「どこにいる?」

  「どんなのがあるか、少し見てたとこ。」


あるお店の指輪が気に入っていた

流線型のデザインで内側も丸みを帯びていてつけやすく
女性らしいけど女の子っぽ過ぎないものだった

彼と合流して二人で売り場まで歩く
一人はもちろんのこと、男と二人でこういう場所に来るのはどうにも慣れない


  「これとこれで、迷ってるんだけど・・・。」

  「だから、そんなこと言われても俺は決めないよ(笑)」

  「え~、だってなんか。こういうの決められないよ。
   もらうんだから、あげる側の人の意見も聞いておこうかと。」

  「それは。つける人の意見重視で(笑)
   でもほんとに、どっちも似合ってると思うよ。」


なんだかこんな会話自体がものすごく幸せだ
こういう会話ができるならプレゼントされるのも悪くない

一度お店を出て他のお店を見て
お茶をしてから戻ってきて心を決めた


ティファニーは確か鏡の隣の棚に置いたままだったような気もするが
よく覚えていない

右手の薬指には
毎日私をニヤニヤさせてくれる素敵な指輪があるのだから。
 
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by nobiko9 | 2008-10-29 09:47 | 恋愛スル
2008年 10月 28日
My Birthday. Part1
 
何も欲しいものがなかった


欲しいものがあれば自分で手に入れてきたし

自分で買うほど欲しくはないが
人からもらって嬉しいものが何なのか咄嗟には思いつかない


  「サプライズじゃなくて悪いけど
   俺、こういうの苦手だし、先に聞くわ。
   誕生日、何が欲しい?」


だから恋人同士で普通に交わされるであろうこの会話が始まった時
私は自分でも驚くほど何も思い浮かばなかった

洒落でもノロケでもなく
「あなたがいるなら欲しいものはないよ」と思った

二人で一緒にいていつものように話をして
日付が変わったら一番に「おめでとう」と言ってくれれば

今の私にそれ以上必要なものなんて何かあるのだろうか


そう思いながらいつもの癖で右手の薬指を触っていた
そこにはオカピからもらったティファニーの感触があって

思いついて言った


  「あぁ、それなら指輪、かな。」

  「だってそれ、持ってるじゃん?」

  「これ、前の人からもらったモノだから。
   癖でしてないと落ち着かないからしてるだけで
   あなたからもらったら必要ないから捨てるよ。
   だってつける指は一つしかないじゃない。」

  「いや、捨てる必要ないっしょ。もったいないし(笑)
   でも分かった。指輪ね。今度一緒に見に行こう。」


そういえばこの指輪について
何かを尋ねられたことは一度もなかった

元彼からもらった指輪を彼氏の前でつけている彼女や
そうされても嫌がりもせず「もったいない」と表現する彼氏や

あまりにも人から切り離されたモノとしてだけ捉える私たちが
少しおかしくて笑った


単純なことだ


元彼からもらったものを使われることが嫌なんじゃなくて

そうすることで常に元彼の気配を感じること
つまり彼女の中に過去の男を感じて疑うことが嫌なんだ


私の中に過去の男たちの記憶があること
そして彼らの影響を受けていることは事実なのだから

受け入れてくれないと困る


もらったものを身に着けているからといって
イコール「気持ちが残っている」という証明には

1mmたりともならないということを信じてくれないと困る


  「それじゃあ、捨てはしないよ。
   といってもあなたから指輪をもらったらもう必要なくなるんだけどね(笑)」


そうして私の誕生日プレゼントは
「指輪」という最もスタンダードなアクセサリーに決まった。
 
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by nobiko9 | 2008-10-28 14:15 | 恋愛スル
2008年 10月 21日
風邪っぴき。
 
体調が悪いと


美味しいものを食べる気も

友達と楽しく話す気も

ダーツして遊ぶ気も

エッチな気もなくなる



まずい

早いとこ回復しなければ



なんてったって今週末は

彼が私の誕生日を祝ってくれるのだから。
 
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by nobiko9 | 2008-10-21 22:13 | 恋愛スル
2008年 10月 19日
本当に。
 
 抱きしめたい

 キスしたい

 声を聞きたい

 笑顔を見たい

 もっと知りたい

 見つめ合っていたい

 サラサラの髪の毛をずっと触っていたい


したいことがたくさんありすぎて
一度に全部できないことがもどかしい

できるならば
感謝のキスを彼の全身に捧げたい

胸につけられたキスマークすら
彼を容易に思い出せる鍵が増えたようで嬉しい


って
そんなこと言いながら


まだエッチしてないうちらがすごい。
 
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by nobiko9 | 2008-10-19 10:07 | 恋愛スル
2008年 10月 15日
のろけてみる。
 
旅行に行って
付き合ってから初めてこんなに距離が離れて


いつもなら旅先にいても
男になんて連絡も取らないのに

メールして電話して
声を聞いたらもっと会いたくなって


いつもなら旅先にいても
男にお土産なんて買わないのに

何を持って帰ったら彼が喜ぶだろうと
ニヤニヤしながら考えて


飛行機を降りて真っ先にメールして
その日のうちに会っていた私


旅行前にひいていた風邪が彼にうつっていて

「うつるからダメだよ」と言いながら
笑いながらキスをした


キスをしていたら止まらなくなって
「帰りたくなくなるね」と言ったら

「俺はもう帰りたくないと思ってるよ」と
照れくさそうに呟いた


お揃いで買った小さなガムランボールが
携帯の先でカラカラと涼しげな音をたてて

空気が震えるたびに幸せが集まってくるようだ


例えていうなら
朝日で海面がキラキラと輝いている凪いだ海のように

その幸せが広がっている


なんてことを
友達には言わないのでここでのろけてみたり。
 
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by nobiko9 | 2008-10-15 23:27 | 恋愛スル
2008年 10月 10日
行っちゃう? Part13
 
  付き合ってからというもの
  二日と間をあけずに会っている

  家が近いからといって
  いくらなんでも高校生のようだ


  だから
  大人らしく

  少しは落ち着くために


  旅に出てみるか。
  
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by nobiko9 | 2008-10-10 09:03 | 外ヲシル
2008年 10月 07日
恋に落ちる。Part9
 
二度唇を合わせてから

彼が少しかすれた声で言った


  「俺・・・、のびのこと好きだから。」


何て言っていいのか分からなくて私からキスをした

抱き合って彼の首に顔を埋めて彼の匂いに包まれて
こんな馬鹿みたいな奇跡が起こっていいのだろうかと思った


  「ごめん。観覧車の中で言おうと思ったんだけど言えなかった。
   順番逆になっちゃったけど、ほんと、大好きだから。」

  「・・・私、面倒くさいよ?」

  「だーかーらー。そういうネガティブなこと言わない!」

  「・・・。」

  「ん?」

  「・・・・・・。」

  「なーに?(笑)」

  「好きな人が・・・自分のこと好きだって言ってくれた・・・。」

  「だから。普通だよ?」

  「全然普通じゃないよ。奇跡みたいなものだよ?」

  「俺は、今までのびが好きだとか可愛いとか言われてこなかったのが
   不思議でたまんない。前の男がおかしいだけだから。」


以前だって不幸だったわけじゃない
好きな人と一緒にいられて幸せだった


  「これはさ、付き合うってこと?」

  「なんで?付き合わないの?付き合おうよ。」


なんだか頭も心もぐちゃぐちゃになって
感情が抑えきれなくなって涙が止まらなくなった

男のことで嬉しくて泣くなんて初めてかもしれない


  「なんで泣いてるの(笑)」

  「・・・ごめん。分かんない。
   でも嬉しいからだから・・・。」


頭も心臓もそれこそ身体中が
一分の隙もなく喜んで大声をあげている

それらは溢れて涙になってボロボロと止まらない

彼が私の髪を梳きながら困ったように笑った


  「俺、告白して泣かれたの初めてだわ。
   なんか、これはこれでちょっと嬉しいかも。」

  「・・・・・・バカ。」



涙を拭ってくれてまた、キスをした。
 
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by nobiko9 | 2008-10-07 10:00 | 恋愛スル
2008年 10月 06日
恋に落ちる。Part8
 
疲れているけど気持ちよくて
手を繋ぎながらウトウトとしていた

まどろんだ思考の中で
あの最初のドライブから何日が経ったのだろうと考えていた

そして他人とこんなに一緒にいて飽きないのも
久しぶりのことだなぁと考えていた

視線を感じて目を開けると、目の前で彼が携帯をこちらに向けていた


  「うあっ!撮ったの?!」

  「なんか、ちょー気持ち良さそうな顔してたから(笑)」

  「や。まじ無理。撮ったでしょ?」

  「撮ってない、かもしれない(笑)」

  「ちょっと携帯見せて!」

  「大丈夫。撮ってないってばー。」


携帯を間にしてそんなことを言い合う


  「写真てどこに保存されるんだっけ?」

  「ほら。何も入ってないでしょ?」

  「うーん・・・。」

  「知ってる?写メの保存先って変えられるんだよ?(笑)」

  「ちょっ。ほんとに撮ってないよね?!」

  「ほんとだって。ほら。」


携帯を覗き込む二人
なんだか距離が近いような気がする


  「撮ってないでしょ?」


少し引き寄せられたような気がして


  「ん。」


間違いじゃなく抱き寄せられて


  「ね。」


額と額が触れ合って


  「・・・。」

  「・・・・・・。」


頬と頬が重なって
しばらくお互いの体温を感じていた

彼は香水なんてつけてないはずなのに
なぜだか甘い香りにクラクラとして

そして
それ以外に何をしていいのか分からないくらい自然に



キスをした。
 
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by nobiko9 | 2008-10-06 09:43 | 恋愛スル
2008年 10月 03日
恋に落ちる。Part7
 
帰りの車の中で私の携帯が震える


  お土産持ってくから、暇なら後でお店きてね♪


ダーツバーで仲良くしている女の子からだ


  「彼女からメールきた。帰りにちょっとお店寄るわー。」

  「今日一日、俺と一緒にいたって言ったらすげーびっくりするだろうな。」

  「そりゃあ、もう。絶対に質問攻めにあうわ。
   なんで?どうして?ってさ(笑)」

  「うわー。言いたいけど言いたくねー。」

  「水族館でお土産でも買ってきてあげればよかったかな?」

  「いや。止めとこう(笑)」

  「うん。私もそう思う(笑)
   とりあえず行くって返信しとくー。」


道路の混み具合が分からなかったので
余裕をもって遅めの時間を連絡する

たまたま流れていた道で
予定よりも大分早く戻ってきてしまった


  「この辺、俺がバイトしてた時によくドライバーが
   休憩してたんだよな。車も人もあんまり通らないから。」

  「春になると桜が満開になったりするの?」

  「あぁ。すごいよ。のびに見せてあげたい。」

  「うん。来たいな。」

  「来年一緒に見に来よう?
   てか、ちょっと休んでっていい?さすがに疲れた(笑)」


人通りの少ない一通の片側に車を止める

シートを倒して空を見上げながら大きく伸びをする
私も思ったより大分疲れているみたいだ

その空に汚れを見つけた、と思ったら
ルーフのガラスの上を小さな蟻がゆっくりと歩いていた


  「ねぇ。すごいね。蟻を下から見れることなんてそうそうないよ。
   自分たちが地下に潜ってる気分。」

  「ほんとだ。」


そう言った彼の左手が私の右手を包む


自分から言うのは止めておこうと思っていた

今日一日のデートも何も言われなかったし
あの観覧車の中ですら何もなかった

キスはもちろんエッチもなく
だからしばらくはこういう関係でいたいという彼の希望なのだと思った

それが彼にとって恋愛の手前でも仲の良い女友達としてでも
彼が私とこうやって一緒にいることに変わりはないのだから


そして私はこの数日間を思い返していた

いつも好きになるのは友達になってからだけど

最初から対象外で何とも思ってなかった人に
こんなに短時間でここまで強く惹かれることなんてあっただろうか


あと少しの間だけこうしていたい
そう思いながらゆっくりと目を閉じた。
 
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by nobiko9 | 2008-10-03 10:51 | 恋愛スル