カテゴリ:恋愛スル( 600 )

2010年 11月 21日
元さん。 part8
空を見ると

彼のいる場所まで続いているのだと安心する


要はそうやって様々なことを彼に結び付けて

それは単に頭の中がいつも彼のことでいっぱいなだけなのだけど


最近は空ばかり見て
空の写真ばかり撮って

彼に思いを馳せていると
彼に引き寄せられてしまってるのだなぁと感じる


絶対に

こないだ会った時に何かされたんだ



「はは、方角分かるの常識なのに道に迷ったのか。
空に見とれてたんだろ。

後半部分については、たぶんお互い様なんじゃないかなー。
だからそっちだってきっと何か変な術かけてきてるんだ。」


「そうか。私も術使いだったのかー
ニンニン

なんかいいな。
この、会いたいのに会えない感じ。

てか、今日も寝落ちしそうだから先に言っとく。
おやすみ。」



おやすみなさい。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-21 22:00 | 恋愛スル
2010年 11月 21日
オモシロ。
 
梅を YouTube で発見

本人からの自己申告


見たい人は私までメールでもください(笑)
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-21 17:22 | 恋愛スル
2010年 11月 21日
元さん。 part7
 
いきなり遊び行ったり、空港で泡盛飲んだり
夜の街を散歩したり?

どれだぁ~?(笑)

ただいま、迷子中。」


「多分、全部かなー

今、免許センター的なとこなん?」



あーこういうの

すごくキュンとくる


いつも淡々としたモノの言い方をする彼が
淡々とこんなことを言っている姿を想像して

思わずにやけてしまう



「連れ回しちゃったかなーと少し反省してたんだけど・・・。
暴走してたらちゃんと止めてね。

警察署から駅までの道間違えたけど
無事に駅ついたー。」


「面白そうだから暴走してたら少し離れて見ていようかな。

無事帰り着いた?
それとも寄り道してるかな。」


「無理だよー。
だってその時は一緒にいるから巻き込まれてるじゃん。

おうちでご飯食べ終わったとこ。
まだお仕事中?」


「あーそっか。
でもね、振り向くとそこに居るのはカーネルサンダースかもよ
ニンニン。

まだシゴト場ー。」


「そーだよなー。
何か変な術とか使えそうだもんな・・・。

そろそろ時間だよーちゃんと帰れてる?」


「無事間にあった。

変な術ってなんだろう
コンパスがなくても方角が分かるというやつかなー」



私が以前「海外旅行先だとコンパスなくても
太陽と建物の位置で方角の検討をつける!」

と話したのを

彼が笑いながら聞いていたことを思い出す



「今日もおつかれさま。

方角分かるのは常識だもーん。

なんかさ、元気にしてるかなぁとか、気になっちゃうんだよね。
絶対こないだ何かされた・・・。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-21 00:54 | 恋愛スル
2010年 11月 20日
元さん。 part6
 
珍しく元さんからメールが入る


「お疲れさん。
風邪はもう治ったのかな。」


「おつかれさま。

咳も止まってだいぶ良くなりました。
でもすごく寒いから油断しないで大人しくしてるよ。」


「お、そっか。なら安心だ。

それじゃおやすみ。」



なんだよー

あっさりと「おやすみ」とか言われて
何だか少し拍子抜けだ

何て返そうかと考えながら夜も遅かったその日
私は携帯を握りしめながら寝てしまっていた


翌日
朝の気持ちのいい青空の写真付きでメールを送る



「おやすみって打って、携帯持ったまま寝落ちしてた。

今日は寒くていい天気。

あのさ、私が遊びに行く頃って
もう紅葉終わっちゃってるかなぁ?」


「おはようさん。
寝落ち、良くあるw
ちと遅かったししょうがないな。

今日そっち良い天気だね。
紅葉は、場所によってはまだ大丈夫かもしれんよ。」


「いつもいつもノープランもアレなので
少しは事前調査でもしよーかな。

今日は通院でズル早退しちゃったしー(笑)」


「お、
気になる所とかピックアップしておいてもらえると、
それ参考にしてある程度予定も組めそうだし。
いいね。」


「なんかさー。

いつも行き当たりばったりだから
こういうのデートみたいで新鮮かも。

と、免許更新中。」


「たしかにそうかも。

でも、新鮮という点では最初っから
新鮮の連続だったんだけどな。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-20 12:01 | 恋愛スル
2010年 11月 13日
元さん。 part5
 
携帯を握りしめながら返事を待つなんていつ以来だろう



こんなの

「好きです。あなたに会いに行きました。」

と言っているのと同じことじゃないか



そうだよ同じだよ

だからどうした

そんなこと初めから知られていたところで

彼が拒まないなら関係ないじゃないか



心の中で思考が戦う



自分のプラスの感情が相手に伝わる時

私は何がどうなることを恐れているのだろう


自分だけが相手のことを思っていたら恥ずかしい?

同じ分量を相手に求めることなんて無意味なのに?


関係が壊れることが怖い?

今でさえあるのか分からないほどの繋がりしかないのに?



そんなふうに考えていたら
「好きだ」と伝えるのは早ければ早い方が良いように思えてきた

たかが「好き」なだけじゃないか

彼だって嫌なら私と連絡を取らなければいいだけの話だ


ぐるりとした思考が一段落したところで
タイミング良く携帯がメールを受信する



「そっか。
それは光栄と思えば良いのかな。
ひとつ提案。それだけが目的ならかかる経費は折半としない?
まあ奇遇にも思いは同じらしいし。」


「力強く、やだ。
私が勝手に行ってるだけだもん。
そのかわり、何か美味しいものごちそうして?」


「分かった。それでいいよ。
まだ飲んでるの?」


「うん。また連絡するね。」


「ほい。
ほどほどにして、気をつけて帰りなよー。」


「はーい。おやすみ。」




おやすみなさい。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-13 00:17 | 恋愛スル
2010年 11月 12日
元さん。 part4
 
あらー。奇遇だね。
そんなこと言われたら、来月また遊びに行っちゃうよん。」


「楽しみにしてるよ。
けど正直なところ、目的がジブンと会って話すだけなんだったとしたら
ちょっと申し訳ないな。」



私の家から彼のいる場所まで
軽く4時間はかかる距離がある


10月に会った時も別の友達に会うついでに
という伝え方をしていた

最初はその友達と三人で飲もうと話をしていたのに
彼と二人で話をしたかった私は友達に連絡を取らなかった


「奇遇だね」の後の「申し訳ない」に
私はどのような反応を取るのが正しいのだろう

彼はどんな気持ちでこのメールを書いているのだろう


まるで抱き締められた後に突き放されたような気分だ



と考えたところで諦めた



彼がどう考えているかなんて4時間の場所にいる
エスパーでもない私が分かるわけない


私に分かるのは

自分が彼に会いたくて
その彼が今自分とメールしているという事実だ




「正直に言うと、実は前回友達には連絡してないんだ。

私はそれだけが目的でも、会えたら嬉しいんだけどな・・・。


だめかな?


ごめん、酔っ払いかも。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-12 21:35 | 恋愛スル
2010年 11月 11日
元さん。 part3
  
送信ボタンを押してから

「あぁ、マズイ」という気持ちと
「もう、どうにでもなれ」という気持ちが交錯して


どうしてよいのか分からない私は

思わず電源を切りたくなる


そのくせ今にも返信があるんじゃないかと目が離せない


紫煙にまみれた店の中で

周りには友達が大勢いて

何杯目かのお酒を飲んで酔っ払っているのに


考えることやることは

中学生の頃からまるで変わっていないじゃないかと笑ってしまう






携帯の液晶が明るく光って

電波のマークが点滅して

携帯が震えてメールを受信した


逸る気持ちを抑えて

逃げ出したくなる気持ちをこらえて


受信ボックスを恐る恐る開く



「まあここは明るいし少し騒がしいからなあ。
せっかく一緒に見るなら静かで落ち着いた所がいいね。

お、冬の大三角もよく見える。」



「今、おうちへの帰り道?
あー、なんか会っていろいろ話したいなぁ。」



「そうだよ。

奇遇やな。ちょうど同じように思ってたかもしれない。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-11 00:15 | 恋愛スル
2010年 11月 10日
元さん。 part2
 
出会ってすぐにセックスしたほうが良いとは言わない

言わないけれど私は好きな男としたいと思うし


実際その夜

同じ部屋でお酒を飲みながら


「あぁ、この人としたいなぁ」と思っていて

その思いはきっと彼にも伝わっていたはずなのに


一切手を出されなかったという事実は


彼は私のことを恋愛の対象として見ておらず

これ以上彼に踏み込むことを拒まれている以外の何物でもないと思った



だから私は迷っていた



今だったらまだ仲の良い友達として
これからも良い関係を続けていけるレベルだ


迷いながらその日も

彼とメールをしていた


いつものダーツバーでオーダーしたビールと
常連さんが入れたシャンパンの瓶の写真を添えて




「シャンパンとびーる。」


「誰かと一緒だったり?」


「地元のダーツバーだよーん。」


「今日は雨降ってたん?」


「ううん。いいお天気だったよ。
そっちは?」


「こっちも朝からすごく良い天気だった。
今も雲ひとつなくて星が見えるよ。」



そこに他意はないだろうし
期待のカケラすら持つことは危険だと分かっているのに

「誰か一緒なの?」と気にしてくれたのが嬉しくて
店に入ったと同時に一気したシャンパンが回ってきて

私は思わず踏み込んだメールを打ってしまう




「冬は空が綺麗だよね。

一緒に見れないのが残念・・・。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-10 00:42 | 恋愛スル
2010年 11月 08日
元さん。 part1
 
仕事で知り合った年上の彼の名を

元さんという


口数が少なくて

でもユーモアがあって

日本舞踊をやっていて

苔や盆栽が好きで


飄々としているその雰囲気は

どこか梅に通じるものがあるかもしれない



2月に遊んで

8月に会って


そんなペースでしか会っていないのに

どこか私の心に引っかかる人だった



10月

メールをしていて
遊ぼうという話になって

久しぶりに会ってやっぱり素敵な人だと思った



一緒にいて笑ってばかりいて

共通点なんて見つけるほうが難しいのに

いくらでも話していられるような気がした



それでも私は迷っていた



なぜなら10月のその夜

二人きりで同じ部屋に一晩中いたのに


手すら握ることなく

本当に何もなかったのだから。
 
[PR]

by nobiko9 | 2010-11-08 22:01 | 恋愛スル
2010年 10月 11日
できることをしてみる。
 
彼女持ちの男から口説かれて

年末に仲良くなった男と食事をして

真摯に誘ってくれる年上をぞんざいに扱い

昔一緒に仕事をした年下とホテルに泊まって何もしなかった




キスをして強く抱きしめられながら

指をからませて笑顔で見つめ合いながら

懸命に私のことを考えてくれている姿を見ながら

髪を撫でながら「可愛いね」と言われて



しばらく会っていないジュリオのことを考える



「おもちゃを欲しがるコドモじゃないんだから」と

窘められたことを思い出す


私が死んだら悲しんでくれると言った声を思い出す


声と匂いと掌を思い出して



もう

秋になってしまったのだと気付いた。

 
[PR]

by nobiko9 | 2010-10-11 22:51 | 恋愛スル