2008年 02月 25日
4019 part8
 
しばらく考えてから、無難にメールを返信する


 お疲れさま。
 リクエストは「牡蠣が食べたい!」と言いたいとこだけど
 多分無理だと思うから・・・・・・。何か美味しいもの食べたら
 写真でも撮ってきてよ?それで我慢してあげる。

 牡蠣って生だろう。昨日はお好み焼きだったけど。
 残念ながらリクエストは無理だ。明日は高松での仕事後、
 会社に戻れと業務指示が出ている。美味しいものは食べられそうにない。
 物質的なものにしてくれ。

 週末は向こうでゆっくりしてくるのかと思ってた。会社戻れとか鬼だね。
 物質的なモノはいらないよ。気をつけて帰ってきてください。


荷物になるだろうし、どちらかというとお土産なんて欲しくなかった

それでも私のために何かを考えてくれるという行為は
それなりに嬉しいものだと思った

と、最後のメールを送信して何分もしないうちに電話が鳴った
彼からだった


「お疲れさま。」

「おう。随分謙虚だな。」

「知らなかった?」

「鈴木さんなんて今日わざわざ俺にメールしてきて
 "自分で払うからどこそこのお菓子買ってきて"だとさ。
 俺、考えてたんだけど、のびの好きなものとかあんまり分からないし
 何がいいのか言ってよ。」

「ほんとに、写真撮れないんだったらいらないよ。荷物なるし。
 だから。早く帰ってきなよ。」

「ほー。俺が帰れば土産はいらない、と(笑)」


それから1時間ほど電話で話す

彼が月曜以降、木曜までメールを送ってこなかったのは
私が「連絡ないと思ってた」と返信したからだったらしい


「だって出張するって言ってたし
 忙しそうだからメールないと思ってたんだよ。」

「源氏物語じゃないけど、俺
 ああいうのの後に連絡するのは当たり前だと思ってるんだけど。」


あぁ、だいぶ
私の普通は人とは違うのかもしれないと思った

雅さんの時だって、連絡がないことをそこまで不思議には思わなかった


「だから"連絡ないと思ってた"って言われて
 のびは俺と同じ気持ちじゃないのかと思って不安だった。
 でも今日。電話してほんとに良かった。なんか安心した。」


普段強気で上から目線のくせに
こういう可愛らしいことをすんなり言えてしまうあたりが

大人なんだろうか
それとも単に、遊び慣れているというのだろうか


それでも、もしかしたらあのメールやこの電話も
彼なりに緊張しながらしていたのだろうかと思うと

少しあったかくなった


きっと彼はものすごく寂しがりやで

いつも誰かを守ることでその人から必要とされる
そこに自分の存在意義を見出しているのかもしれない


これ
付き合ってるんだろうか

まぁ
明日会うからその時に分かるだろう

あぁなんか
久々にものすごくユルイ感じだ。
  
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by nobiko9 | 2008-02-25 15:57 | 恋愛スル


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