2008年 02月 01日
梅とボードに行く。Part5
 
次のコースではサキさんとリフトに乗った。


  「いやー。でも、今日はのびちゃんが来てくれてほんと良かったよ。
   梅さんが苦手と言うわけじゃないけど、私、人見知りするほうだからなー。」

  「二人は元々何で知り合ったんですか?」

  「私の友達が"ものすっごいボード上手い人がいるから今度一緒に行こう"
   って誘ってくれて、梅さんはその人の友達で一緒に来てたんだ。」

  「今シーズン?」

  「いやいや。それが去年。その後に1回みんなで飲んで
   それ以来だなぁ。」

  「じゃぁ、結構久しぶりなんだ?」

  「そうそう。私、アシがないからさ。
   いろんな人に"車出してー"ってメールしたら梅さんが捕まったの。」

  「そっか。それじゃ私が行くって言わなかったら二人だったんだねー。」

  「ここだけの話。梅さんに"友達が来る"って言われてちょっとびっくりした。
   "え?友達いるの?"って。あの人友達少なそうじゃない?(笑)」

  「あー。確かに。無愛想だしねー。そして自分に厳しくて人にも厳しいの(笑)」

  「人にくらい優しくてもいいのにねぇ。」


最初に顔を会わせた時に「まさか梅の彼女なんじゃ?」と
頭をよぎった妄想は、今や跡形もなくなっていた。

というかそれはどっちでもよくなっていた。

そのくらいこういう雰囲気の女性が好きで
可愛らしいんだけどやっぱり格好良くて、梅抜きで友達になりたいと思った。


  「こう見えて人見知りなんだけど、のびちゃんは大丈夫だわぁ。
   その二重とか雰囲気とか、私の大好きな友達に似てるからかな。」

  「あはは。全然見えないですよー。ってよく言われません?
   でもそう言ってもらえると嬉しいです。」


お昼にはまだ少し時間があり
上級者コースのパフパフを滑りまくる。

二人は相変わらずコース外やポール周りを子供のように駆け抜けているが
どう頑張ったところでその体力に私がついていけるはずもなく

途中、リフトの乗り場で休憩していた。


すると颯爽と下りてきた梅が近寄ってきた。


  「どしたぁ?」

  「ちょい疲れた。調子乗った。」

  「さっき派手にこけてたもんな(笑)」

  「ねー。こけて顔上げたら梅がリフト乗ってんの見えて
   なんてタイミングだよって思った(笑)」

  「あはは。ばっちりじゃん。」

  「こけてばっか。痛くないから強気にいってるけど。
   当たり前だけど上手くならんね。」

  「でもサキのペースについていけてんじゃん。
   ならこないだより上手くなってるよ。」

  「そうだといいんだけどな。」


やっぱりこの人、ボードだと饒舌になるんだよなぁ。
そういや今日まともに顔を見たの、これが初めてかもしれない。


  「このペースで行ったら最後までもたなそうだから
   もうちょい休んでるね。」

  「あー。一回下りるか。
   さっき上ってったからサキもすぐ来るだろ?飯にしよう。」

  「うん!あ、来たよ。」


私達はひとまずレストハウスに戻り
ちょっと早めのランチを取ることにした。
 
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by nobiko9 | 2008-02-01 09:18 | 恋愛スル


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