2008年 01月 31日
梅とボードに行く。Part4
 
雪は明け方までに止んだみたいだ。

寒さと眠さでテンション下がり気味の私とは対照的に
新雪パフパフが期待できるとあって梅はウキウキとしている。

晴れてないから大丈夫、と言った私に
「私くらいの歳になると急に肌に出てくるんだから!
 ほら、私の貸してあげるからのびちゃんも塗るの!」

と言ったサキさんは私よりも5つ年上だった。


リフトはつい先ほど動き出した。
チケット売場の前で準備体操をしながら外を見やる。

朝一のスキー場はほとんど人がおらず
いるのは梅やサキさんみたいなボード馬鹿だけだ(と思う)


もたもたとしている私を残して
二人はとっとと板を履いて行ってしまう。

ゲートをくぐると、すでにサキさんは一人でリフト乗り込んでいて
梅が脇に避けて私を待っていてくれた。

たかだかそんなことくらいで
顔がにやけてしまうくらい嬉しかった。


梅は単に
相当レベルの違う私を心配してのことなんだろうけど

それでも
好きな人に気をかけてもらうが嬉しくないわけがない。


  「わー。空きれー。あそこら辺なんかちょっと青空出てるし。」

  「こんぐらいがいいな。ちょっと寒いけど、晴れて気温上がると雪重くなるし。」

  「そだねー。こないだ行った時なんてかなり雨降ってたんだよ?」


そうそう。前回省吾とボードに行ったのは
思い出したくないくらい、いろんな意味で最悪だった。

正面ゲレンデで軽く数本滑る。
相変わらず梅は私と一緒にリフトに乗ってくれている。

梅のゲレンデマップを二人で覗き込みながらコースを選ぶ。


  「次こっちのリフト動くから、降りたら左行って下で集合ね。」

  「はーい。」


左に大きくカーブをして
とりあえず

大きくこけた。
というか一回転してふっとんだ。


さらさらとした雪で一瞬にして視界が真っ白に塞がって
溺れたようにどちらが上か分からなくなる。

上級者斜面に積もった新雪では懸命にもがいても脱出できず
右下にも同じように埋まっている人が見えた。

唯一の救いはまだ時間が早いため、上から人が降りてこないことだ。

なんとか抜け出して滑り出すが
今度は緩斜を超えられず、最後の上り坂で止まってしまった。

向こうには二人が待っているのが見える。
すぐさま右足をはずしてスケーティング。

追いついた時にはぐったりとしていた。


「大丈夫?(笑)じゃぁ、下のリフトで。」
そう言って二人は滑り出す。

惚れ惚れする。
二人ともめちゃくちゃ格好いい。


最初の不安はどこへやら。
私はにやけながら二人の後を追った
 
[PR]

by nobiko9 | 2008-01-31 09:30 | 恋愛スル


<< Sea Breeze シーブリ...      美女木ダーツスタジオ / 美女木 >>