2008年 01月 21日
誘われてないから、断ってもない。
 
最近、昔のようにはダーツをしなくなった。
とはいえ、週に1、2回はどこかのお店に顔を出す。

その彼とは今までにも何度か顔を合わせたことがあった。
数回はゲームもしたかもしれない。


この日、私がお店に行くとその彼がカウンターに座っていた。
お酒を飲んで少し酔っ払っているのか、いつもよりも饒舌な印象があった。

なんとなく二人で話し込んでいた。

携帯電話の話になって
彼は私の、新しくなった携帯を手に取って言った。


  「そーいえば俺、のびちゃんのケイタイ知らない。」


そりゃそうだ、だって教えてねーもん。
とは、まかり間違っても言わない。

ちょっとびっくりしたような顔を作って


  「そうだっけ~?」


と可愛げに言ってみる。
赤外線通信をする私たち。

あぁなんか、こいつの前ではこんなキャラか。


  「俺、明日結婚式出るから昼には起きないと。」

  「そうなんだ?私も明日は友達とランチするからちゃんと起きないと。」

  「じゃぁ、起きたら電話して起こして?俺も起きたら連絡するよ。」


「ふーん。」なんて
ツマラナイ顔はしない。


  「うん。分かったー。がんばって起きるね。電話する♪」


次の日。なぜか睡眠4時間足らずで目が覚め
朝から掃除やら洗濯やら風呂やらしていると

いつの間にか約束した時間を過ぎていた。

携帯電話を確認すると着信があったので
とりあえず折り返す。


夕方。
ちょっと投げたくなって帰りがけにお店による。

知り合いがいたのでダーツもせずに談笑していたら
その彼が来た。そして同じ席に来た。

私の隣に座った彼が私に話しかけるたびに
知り合いがワザとらしく含み笑いをするのが気に食わない。

めんどくせーわ、おまえら。


彼はカフェを巡るのが好きで、散歩をしながら
時には道に迷ったりして素敵なお店を探すのが好きらしい。

へー。
そーなんだー。


  「うーん。眠くなっちゃったな。」

  「明日は何か予定あるの?」

  「いや、明日は特にないけど、早起きでもしようかと思って。」

  「俺、鞄見に行きたいな。カフェも巡りたいし。」

  「・・・・・・ふーん。」


たぶん「明日暇なら買い物付き合ってよ」と
はっきり誘われていたら行っていたかもしれない。

なんつーか。
携帯はノリで聞きやすい雰囲気を作ってみたけど
お誘いまでこっちから乗ってあげるほど優しくないし。

たぶん私は、休みの日に一人でカフェを巡るような男が好きじゃないんだ。


・・・・・・いや、違う
「あなた」がそうすることに興味が持てないだけだ


その朝、久しぶりに

梅の夢を見た。
笑顔で私に話しかけてきた。
頬に触れて、やっぱり好きなんだと思った。

そのことが原因だとは思いたくないのだけど。
 
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by nobiko9 | 2008-01-21 16:28 | 恋愛スル


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