2008年 01月 10日
身体も心も疲れているはずなのに その足でいつものお店に向かった そこにはダーツで繋がっている知り合いがたくさんいて 笑顔ではしゃいで飲んでしゃべった 「明日早いから今日はもう帰るねー。」 「えー。まじで?」 「のびちゃん、ありがとね。またねー。」 出口まで見送られて笑顔で手をふった 階段を上りきって地上に出る 吐きそうだった 自分が気持ち悪くて この世界が気持ち悪くて どこか遠くへ逃げたくなった 22日に京とランチをして その足で祥吾と遊んでエッチして翌日は1日中一緒にいて 24日には虎と楽しく遊んで帰りにはいつものお店でダーツして これ以上ないくらい一人だと思った そんなことは生まれてから死ぬまで当たり前のことなんだけど 一人で生きていかなきゃいけないんだと思った もっと強くならないと戦い続けることができない もっと強くならないと誰かのことを好きになってはいけない もちろん誰かに好きになってもらうことなんてできない 誰とも触れ合わなければこんな感情を味わうことはない 誰かと出会っても何もしなければこんな感情と向き合う必要はない 新しい場所に行って新しい人に出会って 興味を抱いてやりたいことをやって行きたいとこに行って 誰かのことを好きになって 気付けば劣等感や自己嫌悪を感じていて 諦めて我慢して 傷ついて傷つけて 考えて考えて考えて考え抜いて その先には何もないのかもしれない 何も考えずにふわふわと人生楽しんでる奴の勝ちなのかもしれない でももう ここに来てしまった以上知らないふりはできない 既にあるものをなかったことにはできない あぁだから私は やっぱり梅のような人間に惹かれるのだと思い至った 寒いからだけじゃない 喉が詰まって眉間が熱を持っていく それでも出会ってから今までの記憶が ランダムに頭の中に描かれる 桜を見て紫陽花を見て紅葉を見て ダーツバーで勝負をしたり クライミングの壁が上れなくて悔しがったり お散歩をして線香花火もした ボードをしてる姿はやっぱりかっこよかった 雪山だと少し饒舌になって教えてくれた 料理が上手くて 運転してる姿に惚れ惚れとした 仲良くなった最初の頃に きゃーきゃー言いながら自転車に二人乗りした アイスと別れた時は 泣いてる私のそばにいてくれた 会うと必ずといっていいほどお酒を飲んで酔っ払った 待ち合わせの時間に遅れることをしなくなった 運動するようになって煙草も止めた 多分梅は もう二度と私に会ってはくれないだろう 全ては自分が招いた結果なのに それを受け止めるにはもう少し時間がかかりそうだった こうして 2007年の聖なるクリスマスは終わりを迎えた。
by nobiko9
| 2008-01-10 09:30
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