2008年 01月 09日
聖なるクリスマスの正しい過ごし方。Part14
 
虎と友達かと聞かれると
一瞬躊躇する私がいる

お互い恋人同士になりたいとは思っていない
女の話も男の話もこれ以上ないくらい詳細を知っている

そんな私のことを虎は以前
「のびちゃんは俺の戦友みたいなものだから」と言ったことがある

じゃあ私にとって虎は何なんだろう


知り合ってから2年
エッチをしてから1年

もちろんあれ以来一度もしていない

でも気持ちの上ではものすごく依存している
種類は異なるが一時期の豆に対してのように

頻繁に会うわけでも定期的に連絡を取るわけでもない
私は他の男と仲良くするし他の女とやる虎に対して何の感情も沸かない

女と一晩一緒にいたと言われるよりも
「友達とこんな楽しいことをしたんだ」と言われるほうが嫉妬するくらいだ


でもきっと
私が泣いていたら虎は飛んできてくれる

これは絶対だ


実際にはそんなところを見せたくないから
確かめるチャンスなんて永遠にないんだけど

でも私はそう思える
それがとても幸せなことだと思う


いい部分も悪い部分も共通点が多いからこそ

相手のイタイところが分かるし
相手が欲しいモノをあげられる

そういう意味では
同じ世界を戦っている戦友なのかもしれない


だからきっと
彼が未だ見ぬ誰かと結婚する時は

ものすごく嬉しくて
それと同じくらい羨ましくて
そしてちょっぴり寂しく思うのだろう


  「到着。」


駅に着いた

なんだか感傷的になっている自分がいる
梅のこと京のこと祥吾のことそして虎のこと


泣きそうになって
虎のことを抱きしめたくて

それは多分強く抱きしめてもらいたいってことで
そしてキスしたかった


  「今日はありがとね。ほんと楽しかった。」

  「そう言ってもらえると嬉しいです。」

  「それじゃ、またね。」


笑顔でさよならをする
大丈夫

車のドアを閉めてもちろん
私は後ろを振り返らない
 
[PR]

by nobiko9 | 2008-01-09 13:27 | 恋愛スル


<< 聖なるクリスマスの正しい過ごし...      聖なるクリスマスの正しい過ごし... >>