2008年 01月 08日
聖なるクリスマスの正しい過ごし方。Part11
 
終わった後もだらだらと祥吾の部屋で過ごし
何も食べずに家に帰ったのは夜になってからだった


やはりセックスは
単にカロリーを消費する運動に感じる時がある

気持ちがないとできないなんて嘘だ


もちろん嫌いな人間とはできないだろう
身体的な接触だから生理的に受け付けない人種ともできない

でも私は多分
二人で食事に行ける人とならできる

二人っきりで向き合って食事ができて
美味しいものを美味しいと感じることができて
楽しい会話ができる人とならできる

「もう少し話してみたい」という延長線上に
「この人とエッチしてみたい」と思うから

「もう少し知りたい」という興味の中に
エッチという要素が含まれているのかもしれない

そしてその隔たりが普通の人より低いだけだ


ただこの感覚が一般的でないことも分かっている

付き合ってもいないのに場所をわきまえずベタベタしてきたり
「いつでもできる」「誰とでもやる」と思われたり
一度のエッチが恋愛感情になる人はめんどくさい

「できる」と「したい」を混同されても困る
第一エッチがものすごく好きなわけでもない
関係が煩わしくなるくらいならしたくない


興味があるからしてみる
その人としたことがないからしてみる


そして抱く感情は
「あぁ、今生きているのは私一人じゃない」ってことだけ

少なくともその間
相手は私のことだけを見ている
あるいは行為に没頭している

まだ自分はこの世界で生きてるんだなって思う

でも同時に
早く開放して欲しいと思ってる

繋がりたいと望んだくせに
早く一人になりたいと思う

どんだけ我侭だよ自分


祥吾のバイクの後ろに乗りながら
久しぶりに自分のセックス観を再考する私

さすがにこの日の夜は遊びに行かず就寝
翌日24日はクリスマス3連休の最終日

私は朝6時30分に起きていた
仕度をして電車に揺られて1時間

待ち合わせの駅には時間通りの到着だ
改札に人影がないので電話をかける


  「ついたー。どこにいる?」

  「改札出て左側の階段上ってきて。」


コートのボタンをきっちり締め
マフラーをしっかりと巻いて歩き出す


  「おはよー。」


階段の上では虎の笑顔が待っていた。
 
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by nobiko9 | 2008-01-08 09:27 | 恋愛スル


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