2007年 07月 25日
豆との付き合い。part8
 
別れてはみたものの
私の生活から豆が消えることはなかった。

最初の数ヶ月は今までと変わらぬ関係が続いた。

米に会い、豆に会い。
当時の私はそんな状況を

どこか楽しんでいた気持ちがあった。

勉強に友達にサークルに、そして男に。
忙しさのあまり現実感が無く
毎日がどこかふわふわとしていた。

はっきりとは言わなかったが
豆は私に新しい彼氏ができたことを分かっていたし

米とは学校で毎日のように会っていたので
豆のことが分かる可能性はほとんどなかった。


そして徐々に。
異様な力関係が築かれ始めた。


それは当然
私の思いよりも、豆の私に対する思いのほうが強いと
お互いが感じていたからだった。

理由もなく電話を取らなかったり、メールを返さなかったり。
米との予定が入れば約束をドタキャンしたり。
都合の悪いことを言われたら逆切れしたり。
自分の時間ができれば突然連絡を入れたり。

自分がどれだけ嫌な女かということは
誰よりも分かっていたが

心のどこかで。
豆はそんな私すらも許してくれるんじゃないかという
根拠の無い自信があった。

事実、喧嘩すらなかった。


そしてそれも。
私が米の家に泊まりにいくようになり
トラブルを抱えるようになり

要は。
米にかかりきりになるにつれて
ほとんど会うことがなくなっていった。


そんな。本当の最後を予感させる時でさえ
豆は何も言わず、私を責めることすらしなかった
 
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by nobiko9 | 2007-07-25 16:25 | 恋愛スル


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