2007年 07月 20日
久々にひょうさん。1/2
 
いつものダーツバーに行った。
珍しくひょうさんがいた。

最近はまったく連絡をとってなかった。
6月の終わりに友達の家でパーティーをした時に
顔を会わせたくらい。


  「久しぶり。珍しいね。」

  「接待だったんだけど、後輩に任せて逃げてきちゃった。」


お酒を飲みながら
久しぶりに話す。


  「ごめん。今日、俺。すごい酔っ払いだから。」

  「うん。なんかいつもと違うと思った。」

  「焼酎2本、立て続けに一気した・・・。」

  「はぁ?瓶で?続けて??」

  「そう。瓶で。続けて。」

  「若いね。てか、あほだね(笑)」

  「いや、そのくらい全然いけるよ。」


そう言いつつも
目が、酔っ払いだ。

いつもより呂律が回っていないし
いつもより話すことがいちいち強気。

にもかかわらず
誘われればダーツをやりに行くひょうさん。

私はそろそろ帰る予定だったので
ひょうさんにさよならの声をかける。


  「お先に。」

  「え?帰っちゃうの?俺もこのゲーム終わったら帰るよ。
   タクシーだし、一緒に帰ろう。待っててよ。」

  「んじゃ、待ってるー。」


かなり眠かったけどダーツをぼんやりと眺めていた。
すると、酔っ払ったお客さんがみんなに1杯ずつ奢ると言い出した。


  「今日はもうマスターもやっちゃって。
   のびちゃんは何飲む?」

  「うーん・・・。じゃあ、ベイリーズをミルクで。」


迷ったものの結局頼む。
なんかどうでもよくなってきた。

睡眠不足と筋肉痛の身体に
美味しいお酒が染み渡る。

ダーツを終えて戻ってきたひょうさんが
私の隣に座る。


  「さっきも携帯鳴ってたけど、家は大丈夫なの?」

  「今、何時?」

  「23時。」

  「今日22時に帰るって言った・・・。」

  「はぁ?まずくない?」

  「大丈夫。俺の中ではまだ22時だから。」


・・・意味が分からない。


  「ほんとにさ。ダーツやる人とは絶対に付き合いたくない。」

  「俺もそう思う。絶対に止めたほうがいい。」

  「だってさ。今だってひょうさんは月に1回くらいしか
   ダーツやってないことになってるんでしょ?
   こんなに遊んでて、浮気疑われたことないの?」

  「それは。あるね(笑)本気でダーツだけど。」

  「てか、それだけダーツやってる時間あれば
   軽く浮気できるよ。」


22時過ぎには帰ろうと思っていたものの
なんだかんだで24時をまわってきた。


  「まじでやばい。眠気マックス。はい。帰るよ。」

  「そだね。帰ろう。」


他の酔っ払い達を残し
私達は店を後にする。

外は霧雨が降っていて
台風が去ったというのに肌寒い。


  「何で傘、持ってないの?」

  「傘。嫌いなの。」

  「入んなよ。濡れる。」


そういって私を引き寄せる。

昔の私だったら
ここでひょうさんの腕に手をかけてるんだろうな
と、半分眠った頭で考えた
 
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by nobiko9 | 2007-07-20 00:31 | 恋愛スル


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