2007年 01月 04日
ひょうさんと遊ぶ。
 
約束をしてから暫くして。
ひょうさんの忙しい仕事の合間をぬって。
それは実現した。

当日。
駅で待ち合わせをして。

ちょっぴり緊張気味で。

約束よりも5分前についてメールをしたら
ひょうさんは既に改札で待っていて

その姿が視界に入った瞬間。


胸が高鳴った。


いつも地元で会っているはずなのに
いつもと同じ格好なのに

いつもと違う場所で
「待ち合わせ」をしているという事実が

ものすごく新鮮に思えた。

何よりも。
二人きりで会うのはこれが初めてだった。


ひょうさんは女の扱いに慣れていて
でもそれが全然厭味にならなくて。

すっと先に通してくれたり
逆に先に進んでくれたり

飲み物がなくなると
「のびちゃん、ウーロン茶でいいかな?」
と言って持ってきてくれる。

意識せずに日常的に気を使える人って
やっぱり素敵だなぁ。

男女を含めて
地元の友達をそのお店に連れていったのが初めてらしく。
お店の常連さんたちはかなりめずらしがっていた。

スタッフからは
「新しい彼女?」なんてからかわれていた。


私はそんな言葉達に無関心を装いながら
ひょうさんの横顔からどんどん目が離せなくなっていた。


お店につくまで
お店についてから
ダーツをしてる間

二人でずっと笑っていた。


ひょうさんはいい感じに酔っ払っていて
昔からの友達に囲まれていて

いつもよりも5割増しで饒舌だった。

「会話が途切れたらどうしよう」なんて心配していたのが嘘みたいに
ずっとずっと話し込んでいた。


二人で肩を寄せ合いながらの帰り道。
駅までの道すがら

「あぁ。こういう人と一緒にいると。かわいい私でいてもいいんだなぁ」
と自然に思えた。


地元の駅について
言葉少なにゆっくりと歩く。


  「誰か、いるかな?」
  
  「ちょっと。寄ってこっか」


そう言いながら足はいつものダーツバーに向かう。

時間は24時を過ぎていたのに。
前日はほとんど寝ていなかったのに。

まったく眠くないし
何よりこのまま帰りたくないと思った。

お店にはいつもの常連さん達が
かなり賑やかに飲んで遊んでいた。

私たちはふたりで。
カウンターの隅っこに静かに収まった。

二人でビールで。
お疲れ様の乾杯をして。

とりとめのないことを話す。


  「俺。自分のことこんなに話すの。ほんと珍しいんだけど。」


そう言いながら。
学生時代のことや仕事について話をする。

その日は普段とは逆に。
のびこが聞き役を務めるほうが多かった。

25時を過ぎて
お互いのビールがなくなって。

ひょうさんが帰りたいのか
このまま話し続けたいのか

のびこには判断がつきかねた。


ので。
トイレ。


帰ってきてひょうさんがビールをオーダーしていたら
もう少し一緒にいたいというサインだと思って
自分もビールを頼もう。

もしかしてお会計をしていたら
ここは素直に帰ろう。

そんなことを考えながら
トイレのドアをあけた
 
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by nobiko9 | 2007-01-04 00:22 | 恋愛スル


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