2006年 12月 19日
梅さんと飲む。
 
日曜日。
アイスにふられた日曜日。

梅さんとお買い物の約束してました。

二人ともボードをやるので
ウエアを買うのを付き合ってもらいました。

お茶をして、ダーツをして。
ダーツの支払いを私がして。


  「いくらだった?」

  「ここはいいよ。そのかわり。今日、飲みに行こう。」

  「おまえは。ほんとに飲むの好きだな(笑)」


こんな日くらい
飲んでないとやってられない。

そして。地元に帰る電車の中。


  「そうだ。今日、遅刻した理由。
   言い訳してもいいかな?」

  「そんなに言い訳したいなら、いいぞ。」


待ち合わせをして
どっちかが遅れた場合。

うちらはいつもおもしろい「言い訳」を考える。

前に梅さんが遅刻した時は
「JRが遅かった。JRのがんばりが足りない。」とか
ほざいてたなぁ。


  「アイスと別れ話してた。」

  「は?!」

  「だから。アイスと別れ話してたから遅刻したの。」

  「・・・・・・。飲みに行ってもいいけど。泣くなよ?」

  「泣かないよ(笑)」


地元の居酒屋。
いつもは英雄やダーツ君も一緒だけど
梅さんと二人は初めてだ。

「二人で」って言ったら
窓際のカップルシートに通された。


ボードの話をして
梅さんがバイクに乗っていた時の話をして
今まで食べたことのある美味しいもの自慢をして

普通に。
ほんとに普通に話してた。


あれは。
何の話題からだっただろう。


私はやっぱりアイスのことを思い出して
朝の別れのつらさを思い出して

唐突に。
泣けてきた。

最初はたぶん気付かれてなかったと思う。
涙だけ流しながら話し続けてた。

でも。
一度流れた涙はとめどなく。

飲みながら、食べながら、話しながら
泣いた。


  「どうしよう。悲しくないのに涙が出る。」

  「・・・。泣くなっつったじゃん。」


横座りのカップルシートで
梅さんは何にも言わないで
外の景色を見ながらお酒を飲んでいた。


あまりにも酔っ払って
あんまり覚えてないけど。

お会計の時はお財布渡して
いつの間にか外に出てて

帰る方向は違うけど
家の前まで送ってくれた。


  「ありがと。」

  「おう。」

  「ごめん。」


パーカーのポケットに手を入れて
リュックを背負って立っている梅さんの胸に

顔をうずめた。


抱きつきもしないし
抱きしめられもしない。

ただ。
立ってるように
しばらく寄り添っていた。


梅さんはいつも言う。

「俺はわがままで優しくない。」
って。

慰めの言葉も何も言ってくれないけど
優しく抱きしめてくれるわけじゃないけど

傍にいてくれて
私がアイスのことを思い出さないように話をしてくれるのは

やっぱり梅さんなりの
「優しさ」なんだと思った。


ベッドの上で
かなり朦朧とした頭で
そんな梅さんにメールをうつ。



   今日はありがと。
   泣いてごめん。
   やっぱり梅さんは優しいと思います。

  
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by nobiko9 | 2006-12-19 16:32 | 恋愛スル


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