2005年 06月 23日
2番目の彼氏 三者面談
 
夕方のAfternoon Tea

周りは優雅なマダム達がお茶を楽しんでいる。
幸せそうなある日の日常。

私達のまわりだけ
空気の色が違って見える。

目の前の乙葉からは
「女」というオーラが匂いたつ。


「米のこと、好き?」

「はい。」

「そっかぁ。米、大変だよ。」

「はい・・・。」

「付き合ってるの?」

「付き合うとかそういうんじゃなくて
 私が好きなだけです。」

「まぁ、がんばって。私はやめる。
 付き合ったら多分、サークル内でいろいろ言われるだろうけど。」

「・・・・・・。」


乙葉は男癖が悪いとすこぶる評判が悪い。
サークル内でも何人かの男と交流があるという話はよく聞く。

でもそれが本当かどうかなんて知らないし興味もない。

ただ、私の友達が乙葉のことを悪く言うだろうことは
容易に想像がつく。


「これから米と会うんだけど、乙葉どうする?
 ここにくるけど、三人で話す?」

「はい。」


時間になって駅まで米を迎えに行く。


「乙葉もいるから。」

「は?なんで?」

「ま、いいじゃん。手間が省けて。」


そして一つのテーブルに米、私、乙葉が座る。

こんな時でもなければ
米とアフターヌーンティーに来ることなんてないなぁ。
「高いから嫌だ」って言われておしまいだ。

なんて、頭の片隅で思う。
なぜだか妙に冷静な自分に気付く。


「米、なんか言いたいことある?」

「言いたいことって?」


この状況が不服でならないといった面持ち。


「じゃあ、質問を変えるよ。どっちが好き?」

「どっちも同じくらい好きだよ。
 でも、両方と付き合うことなんてできないでしょ。
 だから、どっちとも付き合わない。」

「もういいや。とりあえず私はやめるから。
 後は君ら、付き合うなり何なり好きにして。」


この異常な状況がなぜか、私を冷静にさせてくれたように思う。


「多分、君らが付き合ったら私の友達とかごちゃごちゃうるさいと思うけど
 まぁ、しょうがないでしょ。米、ちゃんと守ってあげなね。
 それじゃ、先帰るわ。ばいばい。」


こうして、私の2番目の彼との関係は終わったかに見えた
 
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by nobiko9 | 2005-06-23 13:39 | 恋愛スル


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