2005年 06月 23日
2番目の彼氏 予感から確信へ
 
米と付き合い始めて1年半
こんな関係がうまくいくはずもなく。

それでも共通の友人が多かったので
対外的には仲がよかったように思う。


米と私は別々のテニスサークルに所属していたが
私のサークルのメンバー達とは相変わらず仲がよかった。

それを見ている後輩達の間でも
テニスがうまく、私と付き合っている米は有名だった。


女の後輩からは
「米さんてかっこいいですよね。」
「米さんととってもお似合いです。」なんて言われた。


乙葉はそんな後輩の一人だった。

色が白く、小柄でぽっちゃり、天然ぽくて、かわいい系。
色が黒く、背が高く、つっこみ系の私とは正反対の女の子。


乙葉はいつも米と私を「羨ましい」と言っていた。


乙葉が米を慕っているのは知っていた。
米が乙葉を可愛いと思っているのも知っていた。

確かにそんな予感はしたんだ。

いや、こんなきっかけでもなければ
私はもっと惨めになっていたかもしれない。


その時の二人がどういう関係だったかは今でも分からないけど
お互いに惹かれあっていたのは事実だ。

それでも途中まではいいと思ってた。
米が戻ってきてくれるなら。


米と私がペアを組んだダブルスを後ろで乙葉が応援していても。
米と乙葉と私とその他大勢で笑いながらお弁当を食べていても。
何事もなかったかのように乙葉から笑顔で話し掛けられても。


返信のこない携帯を握り締めながら何回も問い合わせしたり
意地を張って家に帰る途中でやっぱり米の家に戻ったり
砂を噛むような会話のない食事を黙々としたり

自分が壊れていくのをひしひしと感じ
米の気持ちが離れていくのを目の当たりにしながら

何一つ建設的なことをせずに
ひたすら泣くことしかできなくなっていたあの時の自分。


考えるたびに頭の中でこだまするのは自分を責める言葉ばかりだ

おまえは必要ない
おまえは駄目な人間だ
おまえは役に立たない
おまえは愛されるべき人間ではない


米が私の世界からいなくなったら
私がこの世界にいる意味などないと思っていた。

友達に相談したところで
「早く諦めろ」と言われるだけで、
そんなことはとうの昔に分かっている。


永遠とも思われるそんな状態がしばらく続いて
これ以上ないくらい自分を傷つけまくって

そしてやっと
その時間がいかに無意味かということを自分自身に納得させることができる。

そして私は乙葉に電話をする。


「ちょっと話、できないかな?」
 
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by nobiko9 | 2005-06-23 01:05 | 恋愛スル


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