2005年 06月 06日
告白して、よかったか。
告白をする時に一番考えるのは
おっけーされた時の幸せな生活でもなく
断られた時のショックでもない。

それは
ダメだった時のその後の二人の関係、である。

のびこが何も言わなかったら
楽しくダーツしたり
二人で自転車こいで一緒に帰ったり
テキーラマッチして笑ったり
みんなで明け方から飲みに行ったり。

一緒にいても意識しなくて
隣にいても違和感がなくて
素敵な時間を共有できる。

なんていい女友達。

でも
そんなのいらない、と思った。
から
のびこは告白したんだ。

その時間が要らなくなったわけじゃない。
もっと違う関係で、違う時間、違う空間を共有したかった。

だから
失敗して今までのものが
全てなくなってしまっても

何もしないまま
どこにも行けなくなるよりは
いいと思ってる。

だって
変化を他人任せにするなんて
耐えられない。

今までののびこの人生は
のびこの決断の結果だったと言い切れる。

いつも頭の中で
もう一人の自分が問いかける。

   右か
   左か

   行くか
   待つか

なんてかっこいいこと言ってみても
たまには弱気になることもある。




その日はめずらしくみんなで食事をすることになった。
メンバーはいつものダーツバーの常連さん達。
   ダーツ
   ダーツ友
   M
   K
   AG
   T
   のびこ

ダーツはのびこの隣。
あれ以来、気まずくもないし、仲良くもない。
バーテンNを始め、お客さんにも気付かれた様子はない。

ただ
気付かれた様子がないということは
酔っ払うと、やはりこんな話になる。

  M    「それにしてもなぁ。Kとのびこはいつから付き合ってるの?」
  のびこ 「なにそれ?」

  M    「こないだ二人で深夜に消えてったしさ。
        ぜってー怪しい!!言えよ~(笑)」

以前、Kとのびこのダーツの調子が悪かった時に
早めに店を出て、二人でラーメンを食べに行ったことがあったのだ。

  K    「なんだよ。もうちょっと秘密にしておこうと思ったのに。
        なー、のびちゃん。」
  のびこ 「はいはい。これでKとのびこがお店で二人っきりになったら
        妙に意識したりしちゃうんでしょ(笑)」

  K    「え?!俺たち、もう付き合ってるんじゃないの?」

のびことKの間にはダーツがご飯食べてる。
なんとなく顔は見れなかったりする。

  M    「ダーツは最近どうなの?」
  ダーツ 「俺は、DVD出るまで女要らない。」
  (ダーツがうまい人だけのDVDが発売されてたりするのだ。)

  M    「なんだ、それ?なんでダーツにそんなストイックなんだよ!」
  ダーツ 「別に他に興味ないし。」

  M    「あー、やだやだ。」

なんか、隣で断言されると
のびこに言われてるみたいな気になってくる。

きっと気まずいのはのびこだけなんだろうな。
他の人にとったらいつもの軽口だし
ダーツなんかのびこのこと女として見てないし。

やっぱり言わないほうがよかったのかも、なんて
思ってしまうのはこんな時。

いつになったら
この状況に慣れるんだろう。

いや
いつまでも
この状況には慣れたくないと思う。

多分
こんなことすら考えずに
  「一緒にダーツやろー!」
って笑顔で言えるようになった時に
  「あ、ダーツのこと好きじゃなくなったかも」
と気付くんだ。


告白して、よかったか?

はい。絶対よかった。
・・・はず。
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by nobiko9 | 2005-06-06 13:38 | 恋愛スル


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