2010年 12月 07日
初めてのデート。part2
 
もう一度携帯を見る

朝「起きたよ」というメールをして
彼からの返信がきて

それから連絡はきていない


長い通路を人ごみと一緒に流れて
出口を抜けて辺りを見回す

壁に寄りかかって腕を組んでいる姿を見つけて
走り出したい気持ちを抑えて

ことさらゆっくりと歩き出した



「おはよ。」

「おう。」

「・・・来ちゃった。」

「ん。」

「すごくしたいこと、二つあるんだけど。いい?」

「なに?」

「トイレ行きたい。何か飲みたい。
 起きてから何も口にしてないんだ。」

「はは。いいよ。行っておいで。」


コンビニでジュースを買って適当な場所に座る


「よく俺だって分かったね。」

「なんで?」

「だって帽子かぶってるし、いつも会ってる服と違うから
 分からないかと思った。」

「オーラ、全然消せてない。私から見たらいつも通りだよ。」

「一直線に向かってきたからびっくりした。」

「"気が向いたら迎えに行く"って言ってたでしょ?
 連絡何もなかったから絶対にいると思って。」

「え?なんで?何で連絡ないと来てることになるの?」

「なんでも。だって実際、来てくれてるじゃない(笑)」


1日が24時間なことがもどかしいくらい待ち遠しかった

少しでも早く会いたかった


それはきっと彼も同じ気持ちだろうと期待していて

だから


自分だったらきっとこうすると思っただけだ。
 
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by nobiko9 | 2010-12-07 16:11 | 恋愛スル


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