2010年 06月 23日
旅行後のデート。part6
 
電話くれたのねー。ごめんねー。ぐだぐだでした。
土曜日は23時新宿解散だけど、それからじゃ遅いよねー。」


電話をして声が聞けなかった二日後の夜
彼から思い出したようなメールが入る

飛び上がりたいほど嬉しい気持ちを抑えて
少し冷静になってまったく問題がないことを伝える


これらの一連のやりとりが

彼の掌で踊っていて何もかも思い通りに動いていようとも
彼がまったく意図せずこのような結果になっていようとも

結果として望むことが達成されているのであれば
そこに至る要素に私が意見する権利なんてあるのだろうか



土曜日


部屋の掃除をする

ベッドカバーを洗濯して掃除機をかけて
目に付いたものは片っ端からゴミ袋に入れる

風通しの良くなった部屋の真ん中で
念入りに足の爪を研ぐ


10日前に会ったばかりだというのに
今にも走り出しそうになっている私がいて


無意識に彼が好きそうなスカートを選び
時間に合わせて鏡の前で化粧をしながら


もう一人の自分に諭される

走っても何もいいことなどないのだと責められる


今から突然に連絡が途絶えたり
やっぱり行くことができなくなったと言われてもいいように

そうなったとしても最低限の生活は滞らないように

常に最悪のシナリオを考えなければならない


少しずつ自分の心を傷つけて
耐性をつけずにはいられない。
 
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by nobiko9 | 2010-06-23 12:46 | 恋愛スル


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