2010年 04月 07日
好きな人ができた。part23
 
今日、ほんとに来てよかった。


私たちと一緒に周ったのは
会社の同僚だという5人組の男性だった

職場では見ることができない一面もあったようで
私たちも彼らと参加できて良かったと思える人たちだった


「やってみるまでは"自分がどうなるんだろう"っていう気持ちのほうが
強かったけど、実際は他の人との関わりを感じるほうが面白かったな。
近くに人がいると分かるし、なんかすごく新鮮だった。」


こういうところのセンスが素敵だと常々思っていて例えば

真っ暗闇の中でブランコをこいだ時に
「気持ちいい」とか言っちゃう人だ


「どうしよっかねー。」

「おなかへったねー。」

「六本木、行く?アートナイト、チラ見してこっか?」


今日は六本木の街全体がアートになる日だ

実は密かに行きたいと思っていて
少し前にその話をしていた

彼は横断歩道でタクシーを止める

もうちょっと暖かかったら歩いて行ったのにと思いながら
車内でお互いの感想を言い合う


一緒だったり 違ったり ちょっと同じだったり ちょっと違ったり

恋愛が始まるために必要な要素と
継続するために必要な要素は異なるのかもしれない

それでも共通して言えるのは

私は自分の頭で考えた言葉を使う人を
そしてそれを伝える努力をしている人が好きだということだ


気付けばもう六本木で
賑やかそうなヒルズに足を向ける

アリーナには意味不明な巨大物体が揺らめいていて
それが暗闇の中で何の情報を発信しているのかは凡人には分からない


隣では屋台がワイワイしていて
こういう時はやっぱりシャンパンだよなと思って

桜色に色づいたグラスを片手にゆっくりと歩き出す


「桜、綺麗だね。」

「うん。ライトアップされてて幻想的。でも人多すぎ。」

「なんか、アートっていうか。」

「うん。なんか、ね。だから・・・、おなかへった!」

「よし。何食べに行こうか。」

「私、珍しくお肉な気分なんだけど(笑)」

「肉か・・・。知り合いがやってる中目黒の焼肉屋、行く?」

「行くー!」

「ちょっと待って。電話して聞いてみる。」


この会場に比べたら外苑前のDIDのほうがよっぽどアートだったし
きっと今日の私たちの気分にはこの雰囲気が違うのだと思った

そのせいかどうかは分からないけれど
私が普段お肉を食べたくなることなんてまずない私がこんなことを言ってしまう


「OKだって。行こう!」

「今度はもちろん電車だからね!」

「うぅ。はいはい(笑)」


そんなことを言いながら
手を繋いで地下鉄の駅に向かう。
 
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by nobiko9 | 2010-04-07 14:26 | 恋愛スル


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